湯けむりの街に39組の作家が集う 『Art Fair Beppu Spring 2027』出展アーティストが決定


アジア各地から39組、作家自らが会場で作品を紹介・販売
大分県別府市の中心市街地で開かれるアートフェア『Art Fair Beppu Spring 2027』(主催:混浴温泉世界実行委員会)の出展アーティスト39組が決まりました。会期は2027年1月30日(土)、31日(日)、2月1日(月)です。国内外から多くの観光客が訪れる温泉地を舞台に、まちを歩きながら作品とつくり手に出会う「まちなか回遊型」のフェアとして開催されます。
今回からは日本国内だけでなく、東アジア、東南アジア、南アジアを拠点とするアーティストも出展します。顔ぶれは、シュウゾウ・アヅチ・ガリバー(東京)、田村友一郎(京都)、ソン・ソグ(ソウル、韓国)、ルイ・ゴンザレス(マニラ、フィリピン)、レー・ザン(ハノイ、ベトナム)など多彩です。インドネシアのジョグジャカルタやバリを拠点とするグループも名を連ねています。会期中はアーティストが会場に滞在し、来場者と対話しながら作品を紹介・販売します。
ソウル、台南、バンコクの文化芸術団体とも連携します。今年度はこれらの都市を拠点に活動する団体が「Nominating Partner」として選ばれ、それぞれが推薦したアーティストが参加します。フェアが目指すのは、別府をアジアのアートネットワークにおける交流拠点にすることです。会期中は各団体も招聘し、将来の連携について意見交換をおこないます。
- SAC Gallery(バンコク、タイ)推薦:D-ジャイ・コシヤボン
- Yellow Pen Club (YPC)(ソウル、韓国)推薦:イバンジハ
- Zit-Dim Art Space(台南、台湾)推薦:林盈潔 リン・イン・チェ
アーティストの選定から会場構成までを手がけるのは、国内外を拠点に活動する4名のディレクターです。山中suplex共同プログラムディレクターでICA京都プログラムディレクターの堤拓也、Hanoi Grapevine ディレクターのグエン・トゥ・ハン、BEPPU PROJECT 代表理事の中村恭子、BEPPU PROJECT ディレクターの家入健生が名を連ねます。キービジュアルは、大分県を拠点とするデザイナーの井下悠(INOSHITA DESIGN)が担当しました。「別府」の文字を起点に立ち上るカラフルな湯けむりを描いたもので、鮮やかな色は多様なアーティストの個性を表しています。

共同温泉から無人ホテルまで、別府ならではの5会場
会場は、別府市中心市街地にある5か所です。戦前から残る建物、近年生まれたスペース、大正期から続く共同温泉など、まちに点在する文化資源を活かしています。作品だけでなく、まちそのものの魅力にも触れられる構成です。
- 駅前高等温泉(町営) 2階:大正時代に建てられ、築100年を超える大正洋館風の町営温泉。「あつ湯」と「ぬる湯」がある温泉の2階の宿泊施設が会場です。
- Amu:別府の旅・人・土を編むことをテーマに、2026年5月にオープンした無人ホテル。1階の客室が会場です。
- トキハ別府店 西館4階:1988年の開店以来、地元で親しまれている百貨店。4階の催し場が会場です。
- ニューツルタビル1階:別府駅から海へ向かって広がる北浜の繁華街に立つ老舗ビル。1階の改修前の空間が、会期中だけフェアの会場になります。
- 竹瓦温泉2階 元町公民館:1879年に創設され、1938年に唐破風造の屋根をもつ現在の姿となった温泉。2階の元町公民館の大広間が会場です。
なお、一部の会場には足元が悪い場所や段差・階段があり、エレベーターのない会場もあります。

温泉入浴券付きチケットも。早割は11月30日(月)まで
2026年10月23日(金)から、最大1,000円お得になる早割チケットの販売が始まっています。あわせて、別府ならではの特別なチケット「わくわく!別府 温泉入浴券付きチケット」も販売されています。公共温泉を核としたコミュニティが今も残る湯のまち別府の魅力を、アートフェアと併せて味わえるチケットです。
- 早割(2026年10月23日(金)–11月30日(月)まで):早割チケット 1,500円/温泉入浴券付きチケット 1,700円
- 前売(2026年12月1日(火)–2027年1月29日(金)まで):前売チケット 2,000円/温泉入浴券付きチケット 2,200円
- 当日(2027年1月30日(土)–2月1日(月)まで):当日チケット 2,500円/温泉入浴券付きチケット 2,700円
チケットがあれば、会期中は各会場に何度でも入場できます。中学生以下は、大人同伴の場合に限り入場無料です。障がい者手帳をお持ちの方と介助者(1名まで)も無料で入場できます。温泉入浴券付きチケットは、1枚につき1名が、対象の温泉1か所に会期中1回のみ入湯できます。対象の温泉は「駅前高等温泉」「海門寺温泉」「田の湯温泉」「竹瓦温泉(砂湯は除く)」「永石温泉」「不老泉」です。入浴券はアートフェア会場の受付で渡されます。チケットは、ArtSticker(オンライン)、SELECT BEPPU(大分県別府市)、WANDER COMPASS BEPPU(大分県別府市)、トキハ会館プレイガイド(大分県大分市)で購入できます。
全国の高校生・大学生を無料で招待するサポートシステム[AFBSミラチケ]も実施されます。チケットは事前登録の先着順で進呈され、上限枚数に達し次第、受付を終了します。事前登録フォームは、公式WebサイトやSNSで案内される予定です。

開催概要と同時期の関連プロジェクト
- 名称:Art Fair Beppu Spring 2027
- 会期:2027年1月30日(土)、31日(日)、2月1日(月)
- 時間:11:00~17:00(最終入場 16:30)
- 会場:大分県別府市中心市街地各所
- 主催:混浴温泉世界実行委員会
- 事務局:NPO法人 BEPPU PROJECT
同時期には、Chim↑Pom from Smappa!Groupがディレクターを務めるプロジェクト「GENSEN HOOK」も開催されます。会期は2027年1月29日(金)~3月7日(日)で、会場は別府市美術館や大分県別府市内各所などです。主催はアートフェアと同じ混浴温泉世界実行委員会です。プロジェクトアーティストには、会田誠、遠藤一郎、岡啓輔、カルロス(存在飯店)、小泉今日子、涌井智仁、渡辺志桜里らが名を連ねています。現在発表されているのは一部で、今後の追加発表が予定されています。










